オフィス市況動向

有楽町支店

新宿区の市況動向(2022(令和4)年4月)

空室率は上昇、賃料水準は僅かに低下しています。 超高層ビル群がある新宿駅の西側でも新型コロナウイルスの影響によるオフィス面積削減のための解約が多く発生していて、エリアを象徴する超高層ビルにも複数の空き区画が発生しています。 渋谷区同様、IT関連の企業が多く柔軟にテレワークに移行し、今まで使用していた面積を半分以下に縮小する企業も見られます。 新宿駅西口には複数箇所で再開発が予定されていますが、主要テナントの誘致に成功した声はまだ聞こえてこず、今後の動向が注目が集まります。

新宿区空室率

  • 6.3%

※本ページはニチビル株式会社独自のリサーチにより分析、作成したものです。

1新宿西エリア周辺エリア

● 賃料相場

20-50坪

50-100坪

100坪以上

超高層ビル

● 新宿西エリア周辺エリアの市況動向

新宿駅、西新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準は全体的に低下しています。 超高層ビル群が建ち並ぶ人気のエリアで、新宿区の中でもオフィスとしては常に人気が高く、幅広い業種の企業が本社を構えております。 西口にて小田急電鉄主体の大規模な再開発が進められていて、2022年10月に着工、2029年竣工予定です。国際競争力強化として、ビジネス創発機能の整備や、防災機能強化・環境負荷低減・帰宅困難者支援などにも取り組む予定です。 人気のオフィスエリアであり、今後も注目され続けるエリアです。

2新宿東エリア周辺エリア

● 賃料相場

20-50坪

50-100坪

100坪以上

超高層ビル

● 新宿東エリア周辺エリアの市況動向

新宿駅、新宿三丁目駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が僅かに上昇していて、賃料水準は全体的に低下しています。 その中でも50坪~100坪帯は需要が多く賃料水準は一部上昇しています。 日本最大規模の繁華街の歌舞伎町がある新宿東エリアは、 新宿区役所、新宿三郵便局、伊勢丹新宿本店など名店立ち並び、東口商店街にはおしゃれなファッションショップや老舗飲食店などが軒を連ねている商業エリアです。 昨年、新宿駅直近地区の再開発計画が決定し事業期間は2021年7月7日から2047年3月31日までとなっており線路をまたぐ東西デッキの新設を予定しています。

3市ケ谷四谷エリア周辺エリア

● 賃料相場

20-50坪

50-100坪

100坪以上

超高層ビル

● 市ケ谷四谷エリア周辺エリアの市況動向

市ヶ谷駅、四ツ谷駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準はほぼ横ばいです。。 新宿区の中では手頃感があり、中小規模のオフィスビルも多いため、ビジネス街として人気のあるエリアです。 交通の便が良いのが特徴で、大手企業のオフィスや大学のキャンパスなどが立ち並んでいて、防衛省や陸上自衛隊の駐屯地もある地域です。 四谷エリアでは四谷駅前再開発事業が行われ、JR・東京メトロ四谷駅の北西側の駅前で、大規模な複合再開発「コモレ四谷(CO・MO・RE YOTSUYA)」が完成し、四谷のランドマーク的存在となりました。

ビル・マンションの
賃貸借、売買、管理、デザインは
一社で全て解決” の
ニチビルへご相談下さい。

//