日本各地から東京へ出発する新幹線の終点の大半は東京駅となっていて、通称「東京の表玄関」とも呼ばれるターミナル駅。都内各地へ通じる路線も多く通っていることから、交通の利便性が良く、東京駅周辺にオフィスを構える企業は非常に多いです。東京駅周辺は丸の内エリアと八重洲エリアの大きく二つに分けられます。丸の内エリアでは、オフィスの賃料水準としては東京一の高水準になっており、老朽化したビルの建替えや開発も盛んで、新たに供給されるビルは常にハイグレードな物件です。
一方八重洲エリアは、中小企業の入る中規模ビルが多いエリアでしたが、国家戦略特区に指定され次々と再開発が進んでおります。又、高速バス乗り場も多く日本有数のバスターミナルとしても有名です。

2014年10月に開業100周年を迎えた東京駅ですが、この東京駅の丸ノ内駅舎は、赤レンガ造りの建物が非常に印象的で東京の代表的な観光スポットにもなっています。この駅舎は1914年に創建され、国の重要文化財にも指定されています。東京駅の丸ノ内側はオフィス街として高層ビルが立ち並んでいる一方で、八重洲側は百貨店や地下街ショップなど買い物も楽しめるエリアとなっています。東京駅周辺は国家戦略特区にも指定されており、国際的なビジネスの中心地として、これからもグローバルな企業の人材を受け入れる地域として成長していくことが予想されています。