日本の中心のトップビジネス街である当エリアはハイグレードの超高層ビルが多く供給されており賃料水準については常にトップクラス。抜群のアクセスや町全体のBCP（事業継続計画）、皇居周辺の豊かな自然環境など、ワンランク上のオフィス環境が整っております。国内の優良企業はもちろん、外資系有優良企業の日本支社としての需要も高く常に注目を集めているエリアです。賃料相場は坪当たり3万前後が標準で築浅物件については坪あたり5万前後で推移しています。

官公庁街である当エリアは行政系のテナントや弁護士、行政書士等の士業系のテナントが多く集積しているのが特徴です。また東京ミッドタウン日比谷が竣工したことにより、新たな文化を発信する町として注目を集めており、大規模ビルを中心に引き合いは強く、賃料も高い水準を維持しています。同エリアでは小規模ビルの供給がほとんどと無いため、小規模の物件を探す場合は大規模ビルの分割区画を検討される事が多くなります。そのため、小規模の面積でも高額な価格帯の物件が多くなります。

オフィスをはじめ、学校や商業等も多く集まり、JRに東京メトロや都営線が利用できるアクセスの良さが魅力です。旧耐震基準の物件の供給量が多く割安な物件が多いのも特徴です。また、2020年に神田錦町に竣工した21階建て複合型オフィスの「KANDA　SQUARE」は当エリアを象徴とする新たなランドマークとして注目を集めております。今後も再開発を予定しており新たなオフィス街として期待できるエリアです。

商業ではサブカルチャーや電気街として多様な人で賑わっていて、オフィスでは昭和通り東側は旧耐震基準物件を中心にテナント募集に苦戦している印象もありますがその分割安な物件が多いのが特徴です。東西南北へのアクセスが良く、実利的な移転を中心とした需要が強く賃料は坪当たり1万半ば～2万前後を推移しています。直近では多くの商業系テナントの撤退が見られるのと共に、オフィスビルにも空室が目立ち始めましたが、普段空く事のない優良な物件が出始めていますので、元々利便性の高いエリアなので移転を検討する先として魅力のあるエリアです。

複数路線が利用でき交通の利便性が高く、100坪以下の中小規模のビルの供給量が多く、賃料帯は千代田区内では割安な設定となっています。 近年では、飯田橋サクラパーク等の再開発が実施されており、今後も複数の再開発を予定しているのと共に、駅周辺の歩行者空間や駅前広場の拡充、歩道橋のバリアフリー対応等の計画があり、街全体の利便性・快適性の向上が期待できるエリアです。

日本の政治の中心地である永田町は、ハイグレード物件の供給量も多く、賃料は坪あたり1万後半～2万後半で推移しております。テナントとしては、行政に関連する社団法人や財団法人系が多い印象です。九段周辺はオフィス以外に学校などが多く集積しており、緑も多く環境の良さが人気で幅広い層が集まっています。靖国通りを中心に中小規模のオフィスビルが多く、オフィス需要も堅調。賃料は坪当たり1万半ば～2万前半で推移しております。