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オフィス市況動向
有楽町支店
中央区の市況動向(2022(令和4)年4月)
空室率は上昇、賃料水準は低下しています。 銀座エリアでは新型コロナウイルスの影響が色濃く見られ、募集賃料は減少傾向が続いておりましたが、2021年からは横ばいを維持していて、 下げ止まりとも考えらる状況となっております。 日本橋・八重洲界隈では多くの再開発が予定されていて、グレードの高いオフィス物件の供給が増加する予定です。 一方で中小規模のビルが再開発の影響により減少したため、こうした中小規模のビルを求める企業は限られた選択肢の中で物件を選定せざる負えない状況となっています。
中央区空室率
- 6.2%
※本ページはニチビル株式会社独自のリサーチにより分析、作成したものです。
1八重洲エリア周辺エリア
● 賃料相場
20-50坪
50-100坪
100坪以上
超高層ビル
● 八重洲エリア周辺エリアの市況動向
東京駅、日本橋駅、京橋駅、宝町駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準は低下しています。 特に大規模ビルの空室が目立ち、中小ビルの空室率はほぼ横ばいです。 八重洲エリアでは、再開発が進んでおり、ビルの解体・建設が大分進んできております。 八重洲二丁目北地区にあたる「東京ミッドタウン八重洲」は2022年8月末竣工予定で外観が出来上がり、隣のヤンマー東京ビルも同8月に竣工予定で着々と工事が進んでいます。 東京の中心地である東京駅周辺がどのような変貌を遂げるのか、今後も目を離せないエリアです。
2銀座エリア周辺エリア
● 賃料相場
20-50坪
50-100坪
100坪以上
超高層ビル
● 銀座エリア周辺エリアの市況動向
銀座駅、東銀座駅、銀座一丁目駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準は低下しています。 一等地にあるビルの空室が目立ち、新型コロナウイルスの影響が顕著に現れています。 空室率は上昇しているものの、銀座アドレスのブランドはいまだ健在しており、事務所・店舗を構えたい方においては、物件数、賃料を踏まえ、今がチャンスなエリアです。
3茅場八丁堀エリア周辺エリア
● 賃料相場
20-50坪
50-100坪
100坪以上
超高層ビル
● 茅場八丁堀エリア周辺エリアの市況動向
茅場町駅、八丁堀駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準は低下しています。 面積帯問わず空室が目立っていて、テナント誘致のためにフリーレントキャンペーンや、セットアップオフィス等でテナントのニーズに応えるようリーシング活動をしており、賃料は手頃感のあるエリアです。
4人形町エリア周辺エリア
● 賃料相場
20-50坪
50-100坪
100坪以上
超高層ビル
● 人形町エリア周辺エリアの市況動向
人形町駅、水天宮前駅、小伝馬町駅、東日本橋駅、馬喰町駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準はほぼ横ばいです。 中小規模のビルを中心に新築が多く竣工している関係で、賃料水準にさほど変化はみられませんでした。 一度入ると長年使用する企業が多く、手頃な賃料のためランニングコストを抑えた移転をするのに適したエリアです。
5晴海築地エリア周辺エリア
● 賃料相場
20-50坪
50-100坪
100坪以上
超高層ビル
● 晴海築地エリア周辺エリアの市況動向
築地駅、勝どき駅、月島駅があるエリアです。 前回調査時よりも、空室率が上昇していて、賃料水準は僅かに低下しています。 晴海エリアでは、大規模ビルを中心に広い面積を求めるテナントが多いですが、中規模ニーズに応えるため、貸室を分割している大規模ビルが多く、ビルグレードを求めるテナントに人気があり、増床や合理化に適したエリアです。
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